合板フローリングの上に無垢フローリングを張ってみました
今回は合板フローリングの上に無垢フローリングを張ってみました。
こちらが今回無垢フローリングを張るLDK(12畳)です。一般的な合板フローリングが使用されていますが、経年により随所に痛みが目立ちます。
今回使用する無垢フローリング材です。今回はナラをチョイスしました。1坪あたり約17,000円ですので、決して安くはないですが、杉等の針葉樹に比べ、広葉樹であるナラは硬くてキズがつきにくく、反りにくいため、メンテナンスが容易でLDKには適していると思います。
早速ですが、既存のフローリングの上に無垢フローリングを張っていきます。本来であれば、フローリング専用の釘で新しいフローリングを打ち付けていくのですが、施工の簡便さと原状回復のことを考えて、今回は厚手の強力粘着テープで張り付けます。
ナラの材質は固く、無垢材特有の反りや狂いが少なく、とっても施工が簡単でした。どんどん張り付けていきます。
フローリングの張りつけが完了しました。木目が美しいです。部屋の印象も明るくなりました。(終わったころには外は真っ暗だったのであまり伝わりませんが・・)
仕上げにウレタン系の透明ニスを塗って完成です。ニスを塗れば多少テカテカしますが、防水・防汚のことを考えたら無塗装では厳しいかとおもいますので、何らかの塗料を塗った方が良いと思います。
◆評価(5点満点)
出来栄え:★★★☆☆
コストパフォーマンス:★★☆☆☆
難易度:★★★☆☆
◆総評
フローリングの張り替えは、最初の割り付けが肝になってくるとおもいます。隅っこに隙間が多少空くのは仕方ないですが、巾木をどこに取り付けるのか、どこから張り始めるのか等を良く検討して木材をカットされた方が良いと思います。
また、今回はフロア釘ではなく、粘着テープでフローリングを張ったため施工は簡単でしたが、多少の床鳴りは覚悟しなければなりません。